英語・グローバル教育
English

グローバル社会で必要な英語力とコミュニケーション力育成の取り組み


毎日の英語の授業に加え、週2~3回のネイティブ教員の授業

日本人教員による英語の授業が毎日あり、語彙や文法等の英語力の基礎を習得します。
さらにBerlitzと提携し、少人数で実施するネイティブ教員による英語を使ったコミュニケーションの授業と、
ネイティブ教員による英語を使った教科横断的学習のGIS(Global IntegratedStudy:国際総合学習)が、それぞれ毎週1回実施されます。
また1年生の医進・選抜コースを対象に開催される週1回の特別講座はネイティブ教員による発展的なコミュニケーションの講座です。


本校のネイティブ教員(オレイア先生)の紹介

フィリピン出身のオレイア先生は、2001年に来日されました。
その後,東京や名古屋で英語教育に携われ,2010年4月、縁あって本校に赴任されました。そして、今年度からは専任教員として新たに我々の仲間入りをし、授業のみならず行事や会議にも参加されるようになりました。オレイア先生には1学年の副担任に加わっていただき、これまでの授業を通じた関わりだけでなく、学年のあらゆる活動を一緒にさせていただいています。
授業中はにこやかに生徒一人ひとりと接し、生徒からの人気は絶大で,廊下ですれ違う生徒皆と挨拶を交わす様子が見られます。オレイア先生の授業の延長が日常の場でも展開され、英語がコミュニケーションの手段となっていることが実感されます。
オレイア先生が常に職員室におられることにより、生徒はもちろんのこと、我々教員も英語を口にする機会が増え、場面によっては日本語より英語が先に思い浮かぶなど、“英語脳”が大きく活性化されています。 日本の文化などについて片言の英語が飛び交うこともあり、まさに職員室がグローバルな雰囲気に包まれています。職員室に用がある生徒も、オレイア先生が対応する時には、当然ながら英語で用件を伝えます。
オレイア先生のおかげもあり、ますます英語が日常のコミュニケーションツールになっていくことが期待されます。

「English skills students need in the global society」

To be active global citizens, students should have a good command of English as a global language. They should be able to listen and understand simple daily conversations, express themselves orally using simple phrases and sentences, read, understand and reply to simple information in the global media, such as the internet. However, the level of language proficiency and technology skills depends on the roles each student plays in the global community.

 

「Lessons and teaching strategies to make the ideal student.」

Lessons should be interactive and communicative, promoting global values and cross-cultural awareness. They should aim not only to develop the students’ language skills but also technology and other skills needed to be an effective global citizen. Teachers should engage the students in exploring and learning about the world. They must create an environment that encourages cross-cultural interactions. And each teacher should be the first model of becoming a global citizen.

 

「Things to do to teach the students Global English or English as a lingua franca」

Schools should have more English immersion programs. Students should be exposed to global English in real life situations. Language teachers and other subject teachers should integrate global dimensions within the lessons one teaches. There should be more local and international collaborations with people from different backgrounds and cultures. International travel, if possible, should also be promoted.

 

1学年副担任・英語科 Gerardo A. Olea

授業内容と目標

英語科では「The Best of English for Your Lifetime」を目標にインテイクを重視した授業改革に着手。インテイクからアウトプットへとつなげるために、1年次にはフォニックス(英語の発音とつづりの規則性をルール化した学習法)に基づいた発音とスペルの仕組みを理解し、2年次には海外研修での現地校との交流に向けた英語によるプレゼンテーションスキルの習得を目指します。

ベルリッツとの提携、ネイティブ派遣講師による少人数授業

中等教育学校の開校を機に、グローバル教育を軸とした教育改革の一環として、生徒の4技能の育成を目指したプログラムを検討し、特にリスニング・スピーキングに特化した特別授業を新たに設定することといたしました。

全世界の企業や大学などで指導の経験があり、講師力・指導力・教材力にも定評がある「ベルリッツ(語学学校)」と提携し、講座名をEB ( English Berlitz )として、ネイティブ派遣講師による少人数(1クラスおよそ15人)での世界基準の授業を体験していただけます。

 




生徒それぞれの英語学習に対する向上心を育む機会

テレビ電話を使ったマンツーマンの英会話学習のオンライン英会話を全員利用します。
またGTECや英検も活用し、英語学習の成果を各自が振り返る機会を大切にしています。
また、英語検定等の資格取得を奨励し、一定レベルの達成者を表彰しています。



複数回実施の海外研修など幅広い教養を身に付ける体験型の学習


全員参加の海外研修でグローバルを体感

世界の人々と交流し、外国文化を肌で感じる海外研修を全生徒が3年次シンガポール・マレーシア、4年次セブ島で行います。さらに希望する生徒は5年次にオーストラリアやカナダなどの希望の国・地域に行くこともできます。
研修先では現地校との交流やホームビジット、現地の大学生と共に過ごすフィールドワーク、企業訪問などを予定しています。
また、今年度より海外留学・海外研修の費用の一部を補助する制度を創設しました。語学を学ぶだけでなく、幅広い教養や、キャリア意識を育む機会としての価値も持たせます。

体験型学習を通して育む豊かな人間性

日常の学校生活に加え、English Villageでの英語体験(外国の方との交流)、広島平和学習、芸術鑑賞、伝統文化体験、田植え体験などのたくさんの体験型学習を通して、豊かな知性と教養を兼ね備えたグローバル人材を育成します。



対談:英語科教員

中等教育学校化を機に英語教育を充実させましたが


川端:
本校専任ネイティブ教員による授業に加え、ベルリッツ提携授業やオンライン英会話などの導入で、生徒と英語の距離がぐっと近くなったと感じます。

村山:以前に比べて明らかにネイティブ教員と話す生徒の抵抗感が少なくなったと思いますが、これは1クラスを2分割して行う少人数授業により、生徒とネイティブの触れ合う機会が増えた影響でしょうね。

杉本:オレイア先生の存在も大きいと思います。職員室に入るとオレイア先生の席があり、生徒は用件を何とかオレイア先生に伝えようと、必死で英語を駆使しています。

佐藤:当初はそのやり取りに思わず笑みがこぼれましたが、1年経ってやり取りが成立するようになった場面を見ると、生徒たちの順応力の高さに感心します。授業に対してアクティブに取り組む生徒も増え、日々の英語学習が成果につながってきています。

オレイア:環境が変わったことによる生徒たちの意識の変化を実感しています。生徒たちには、グローバル社会における英語の重要性を理解し、一定レベルの英語力を身につけるために不可欠な日常会話を、授業以外のさまざまな場面でも続けてほしいと思います。一方、ICTを活用したプレゼンテーションやシミュレーションレッスン、スピーチなどグローバル社会で活用できるスキルを授業で展開できるよう、生徒の発達段階に応じて体系的に習得できるカ
リキュラムを追求しています。


大学入試においても英語の重要度がさらに大きくなりますが


杉本:
英語は単なる受験科目の一つではなく、手段として使いこなすことが求められます。ただ、最近では「英語を使う」=「話すこと」・「聞くこと」と考えられがちですが、英語を読んで情報を得、自分の考えを英語で書いて表すことも欠かせないため、「読むこと」・「書くこと」も重要だと思っています。

村山:どの教科にも共通しますが、今後は「自分はどう考えるのか」という点が大事になってきます。授業では、できるかぎり本文の内容に焦点を合わせ、それに対して生徒たちに考えてほしい点を英語で表現する機会を設けています。どんな教材であれ「そこから何を学び、それをどう表現するのか」がポイントです。

川端:“英語を”学ぶことから“英語で”学ぶことへとレベルを高めていくことが求められていると思います。そのためにも英語を体得させることに重点を置いて授業を進めています。頭でじっくりと考えるのではなく、瞬間的に和訳や英作文を行う取り組みも始めています

佐藤:英語は言語なので、慣れるしかないという面があります。フレーズのリズムに慣れ、歌を歌うようにそのフレーズが自然に出てくるようになるまで繰り返し練習することが求められます。最近は、電子黒板を活用することで、単調になりがちな授業を参加型にする機会が増えました。

オレイア:世界の動きは目まぐるしく、そんな中でテクノロジーの果たす役割は大きいと思います。そこで、ICTなどのツールを授業に積極的に取り入れていますが、PCを使ってのプレゼンテーション、シミュレーションレッスンの一環としての動画制作など、生徒の習得度はかなりのものです。一方、大学入試への対応として、入試で求められる英語表現力養成のため、高校生を対象に英作文指導を始めています。